RECORD
Eno.38 エヴラール・ラギエの記録





File_04 打刀
「この武器はうちがたな、と読むそうです。
比較的細身で軽く、また片刃であることが特徴で、柄も握りやすく滑りにくい作りです。
非常に切れ味が鋭く、また切っ先の鋭さから片刃でありながら突きも可能です。器用な剣ですね」
「この扱いやすさは、どうも歩兵が用いたことが由来であるようです。
確かに考えても見れば、ライセンスが存在する他の刀よりかは随分と小柄です。
……打刀以外が大きすぎる可能性もありますが」
「よく切れる一方で扱いや手入れなどに気を払う必要があり、繊細と呼ぶに差し支えない作りをしています。
刀身の側面や刃の反対側から強い衝撃を受けると折れてしまいますので、
面で受けるような防御姿勢を取るべきではありません。せいぜい受け流す程度に留める必要があります」
「ライセンスに記載されている技は各型1つずつ。
中段と下段が使用回数2回、他は1回ずつです」
「この武器もまた無形が特徴的で、鞘に刀を納めた状態から高速で抜刀し斬りつける……といった技です。
鞘に収めることから一時的に無防備になりますが……不意を突くのに成功した時の威力は並外れています」
「無形を当てればかなりの確率で勝てますが、その特性上難しいところは否めませんので、
奥義や他の3種の技もきっちり狙って当てて行きたいところですね」