RECORD
Eno.56 ルラキの記録
悪夢①
その日、夢を見た。
多分“取引”だろう…
瓦礫がたくさんある、壊れた街。
そこに自分はぽつんと立っている。
両手は血に濡れて。
返り血なのか自分の血なのか分からないくらい、服や顔に血が飛び散っていて…
怪我もしているが…それどころではない、と何かを探すように歩き出す。
すぐに走り始めて…
見つけたのは墓の群れ。
見知った名前もたくさんあって。
でも目的のものは見つからなくて、再び歩き出す…
——見つけた。
そこには黒く蠢く〝何か〟がいて、警戒もせず近寄って行く。
黒い〝何か〟からは触手が伸びて、腕を、足を穿っていく。
「やめてくれ、お前を傷つけたくない」
そんな風に声をかけて、致命傷にならない攻撃を繰り返して…
気づけばそれに、喰われてた。
「………」
目覚めは最悪。
いつかそうなるかもしれない、と思っていた影響だろうか?
大きくため息を吐いて、モヤモヤを鎮めようとした。
多分“取引”だろう…
瓦礫がたくさんある、壊れた街。
そこに自分はぽつんと立っている。
両手は血に濡れて。
返り血なのか自分の血なのか分からないくらい、服や顔に血が飛び散っていて…
怪我もしているが…それどころではない、と何かを探すように歩き出す。
すぐに走り始めて…
見つけたのは墓の群れ。
見知った名前もたくさんあって。
でも目的のものは見つからなくて、再び歩き出す…
——見つけた。
そこには黒く蠢く〝何か〟がいて、警戒もせず近寄って行く。
黒い〝何か〟からは触手が伸びて、腕を、足を穿っていく。
「やめてくれ、お前を傷つけたくない」
そんな風に声をかけて、致命傷にならない攻撃を繰り返して…
気づけばそれに、喰われてた。
「………」
目覚めは最悪。
いつかそうなるかもしれない、と思っていた影響だろうか?
大きくため息を吐いて、モヤモヤを鎮めようとした。