RECORD

Eno.122 花貫 渓の記録

Gladiator

後天的異能力者の支援組織『コーディエライト』
自分たちの活動は、平和的な面と荒っぽい面と二つの色を持つ。
それは丁度、名前の由来と同様に。

平和的な方がシンプルだ。
不慮の事故で望まず”こちら”へ踏み入れてしまった人が、平穏に元に戻れるように支援すること。
その過程で必要な能力的・精神的支援を行うこと。

荒っぽい方は、超常存在による事件の解決を主とする。
それによって自分たちの存在を公的機関に認可させ
あるいはその資金が前述の活動にも充てられる。

そしてなにより
関わりある中から治安を脅かす人物が現れた際に、確実に処分を下すこと。
そのために、自分たちは存在している。

抑止が、抑止として機能していること。

……。

自分の仕事がそういうものであるから、自分は強くなくてはならない。
決して死にたがりというわけでも無ければ
この役目を果たす限りは強くなくてはならない。

だから今の闘士という身分は、この上なく都合が良いのだ。

そして知り合いとの決闘で普通に負けている辺り、異能抜きでは全くの未熟なことを実感する。