RECORD

Eno.576 ELMERの記録

自罰

「……………」
飢えというのは厄介だ。どれだけ食欲がなかろうと、飢えれば体が自然と欲し始める。そうしてココロとカラダが離れる。そして、ズレていく。

「…何か喰わなきゃ……」
ナナモが置いていった弁当を見る。…興味が向かない。
チトセの匂いのせいで、まだ感覚が麻痺してる。魔性を寄せる、生き血。ヘメトの血を得たせいからか、今まで以上に寄せられて、咄嗟に足を斬った。昔より痛いと感じた。

「……………」
既に足は再生している。不老不死様々……

「……なんだ、あるじゃん。食える物