RECORD

Eno.8 スフェーンの記録

EP3


◆出来事

猫かぶってる子供に理由聞いたらすげえ眩しかった
マジで眩しいこといいやがるな 可愛さに自信しかねえのも好感だ

願いを叶えるための嘘。
夢に近づくための演技。
強かさと強気と愛嬌。

演技をやりたくてやってんなら安心だ。言うことなし。
ありゃ見たいもんを見るために前進する確かな強さがあんだろな。
変えたいものがなんだかしらねえが とびきりに良く叶うように願っとこうか。
ファンになったとはこのことだな。

まあ強かさに引っかかって誤解は生みたくないもんだがな。


演技をしながら走って突き進んで、何かを変えるために走れるのはちいっと羨ましい
羨ましいだけじゃねえな ああありたいものだ あり方を見習う のほうがいいな。



あの刀の先生は俺が本当に短剣の先生でいいのかよ
いやいいんだろうが。他ならぬ彼がいいと言ってるんだから。
次会う時までにまた少し扱いを上手くしておきたいもんだな あとは言語化できるように






知り合いのガキを思い出していた。
ふわふわゆるふわのその彼女の本性は全く素直ではない子供。
つっけんとんとしてやさぐれの。
しかしおせっかい焼きなところがある、しっかり者。

あんな感じで前を見てるやつだったのと、歳が近いもんだから。
思い出さずにはいられなかったらしい。