RECORD
Eno.222 ████の記録
随分と早い、というのが率直な感想だった。
俺が日本に帰ってから開催した闘技の新部門がかなり金稼ぎに適していたという、本当にただそれだけなのだけれど。
それにしたって早い。まだ数日だ。
たしか前のシーズンだと10日だかそこらだか、二週間弱?
それくらいかかっていたハズ。だから今回はペースとしてはかなり早い。
ゆえに軍資金目当てに手当たり次第に敵に殴りかかってたんだが。
その行為が───首を刈り取る妖精に火を付けてしまった。
駆り立てる火をくべた。暖炉に薪を放り投げて、燃料を撒き散らして。
気づいた時にはもうそこらじゅう大火事ってワケよ。
あの宣告の妖精には申し訳ないことをしちまったのはさておき。
ほんの少し、誇らしいと思う。
夏の嬢ちゃんが俺の闘争心に火をつけたように。
俺も、誰かの心が燃え上がる火種になれたなら。
きっと、それは。

ファイトマネー・ミリオン
随分と早い、というのが率直な感想だった。
俺が日本に帰ってから開催した闘技の新部門がかなり金稼ぎに適していたという、本当にただそれだけなのだけれど。
それにしたって早い。まだ数日だ。
たしか前のシーズンだと10日だかそこらだか、二週間弱?
それくらいかかっていたハズ。だから今回はペースとしてはかなり早い。
ゆえに軍資金目当てに手当たり次第に敵に殴りかかってたんだが。
その行為が───首を刈り取る妖精に火を付けてしまった。
駆り立てる火をくべた。暖炉に薪を放り投げて、燃料を撒き散らして。
気づいた時にはもうそこらじゅう大火事ってワケよ。
あの宣告の妖精には申し訳ないことをしちまったのはさておき。
ほんの少し、誇らしいと思う。
夏の嬢ちゃんが俺の闘争心に火をつけたように。
俺も、誰かの心が燃え上がる火種になれたなら。
きっと、それは。

「きっとそれは、光栄な事なんだろうよ」