RECORD
Eno.314 闘技者の記録
後悔した話
外の世界に出て、わかったことがあった。
街にはない景色があった。
街にはいない子たちと出会った。
そして、街の人が魔女を憎むように、
魔女もまた私たちを憎んでいた。
結局どこに行っても、私の周りは、私が見る世界は何も変わらなくて、それが常識みたいになっていた。
外に出られたら自由になる。
なんてくだらない希望。
それでも。
それでもね、私を受け入れてくれた魔女も機械人形も魔法動物もいた。
ただ恨むだけじゃ悲しいから、なんだって。
私も似た気持ちを持った。
こんな世界、こんな世間なんて、気にすることが出来なくなればいいのになって。
だけどこれも空想的な考えだった。
あの時もう一度逃げ出したけど、逃げた先は大きな壁で、私の行く手を塞いでしまったんだ。
魔女たちは、一番長く生きている時の魔女は、私を許してくれなかった。
『君のせいだ。君のせいで、彼はひどく傷ついた。』
『君は、僕らの敵だ。』
雨と一緒に降り注いだ憎む言葉が私の心を深く刺した。
どうして、なんで。
いや、ちがう、私のせいなんだ。
お願い、許し
許して?
私の心が完全にひび割れたのは、この時で、
こんな言葉で簡単に折れた私の意思の弱さのせいだったからに違いない。
今もね、雨が降っていて止まないんだよ。
何度も会いに来てくれたAiEの言葉が苦しかったのは、
私の心が弱かったせいで、
あなたが身体をバラバラにされても諦めようとしなかったのに、
私はあなたの手を取ってみんなのところに帰ろうとしなかった。
私は、弱かったんだ。
ごめんね。
街にはない景色があった。
街にはいない子たちと出会った。
そして、街の人が魔女を憎むように、
魔女もまた私たちを憎んでいた。
結局どこに行っても、私の周りは、私が見る世界は何も変わらなくて、それが常識みたいになっていた。
外に出られたら自由になる。
なんてくだらない希望。
それでも。
それでもね、私を受け入れてくれた魔女も機械人形も魔法動物もいた。
ただ恨むだけじゃ悲しいから、なんだって。
私も似た気持ちを持った。
こんな世界、こんな世間なんて、気にすることが出来なくなればいいのになって。
だけどこれも空想的な考えだった。
あの時もう一度逃げ出したけど、逃げた先は大きな壁で、私の行く手を塞いでしまったんだ。
魔女たちは、一番長く生きている時の魔女は、私を許してくれなかった。
『君のせいだ。君のせいで、彼はひどく傷ついた。』
『君は、僕らの敵だ。』
雨と一緒に降り注いだ憎む言葉が私の心を深く刺した。
どうして、なんで。
いや、ちがう、私のせいなんだ。
お願い、許し
許して?
私の心が完全にひび割れたのは、この時で、
こんな言葉で簡単に折れた私の意思の弱さのせいだったからに違いない。
今もね、雨が降っていて止まないんだよ。
何度も会いに来てくれたAiEの言葉が苦しかったのは、
私の心が弱かったせいで、
あなたが身体をバラバラにされても諦めようとしなかったのに、
私はあなたの手を取ってみんなのところに帰ろうとしなかった。
私は、弱かったんだ。
ごめんね。