RECORD

Eno.877 フルールの記録

【補足】ペットピア

"ペットピア"――

現代地球旧時代】にて第三次世界大戦が勃発し、
生命の殆どが絶えて滅んでしまった後、残された人類が異世界から"女神魔女"を呼び、
その手助けを得ながら再び文明を取り戻した近未来の世界を指す。

この時に生き延びた人類は、現代において【人様ヒトサマ】、そして、
"女神"様から進化を与えられ、知恵と二足歩行を得た動物を【ズーマン】と呼ばれている。

ペットピアの地球では、大きく四つの国に分かれており、それぞれ、

プランタン春風の国
エテ常夏の国
オトーヌ豊秋の国
イヴェール厳冬の国

と呼ばれ、文化も気候も大きく異なる。
また、この世界にはズーマンに限り、階級制度が共通認識として浸透しており、
猫と犬(ペットピアにおける始祖種)、鳥などの家族性動物を【第一種族】、
牛、豚、兎などの家畜性動物を【第三種族】、
その他多くの馬、鹿、虎などといった殆どの動物は【第二種族】と分類される。

ペットピアにおいて、最も崇高たる人様と第一種族のズーマンが中心となって世界を回しているといっても過言ではない。
ただ、この世界で生きる生命の全てがそれを受け入れているわけではなく、国々によってその思想の濃度も異なり、
一部では"異世界にこそ生命の価値を正しく測れる天秤がある"という【御手みて天秤教てんびんきょう】という異端宗教もあるらしい。

フルールこと、ヴィヤーンドは。
かつてプランタンにいた第三種族のウサギで、正しく・・・・、ペットピアで生きる物であった。

今は、そうでもない。…と、思いたい、が、"癖"はなかなか抜けないとかなんとか。