RECORD

Eno.222 ████の記録

finish work






仕事がずっと続いたらいいなって?
バカヤローそんな社畜根性今すぐ捨てちまえ。目的と手段をごっちゃにするな。
楽に金が稼げるに越した事ないんだからな。

まあ、でも、それはそれとして。
好きなモノを仕事に出来た奴は。きっと恵まれてるんだろう。











「お疲れぇ~!」


「ハイお疲れさん。元気だねえ」


「いつでも元気だぜ。
 それよかダウンハイヴ、今回の仕事はどうだった?」


「可もなく不可もなく。いつも通りかな。
 まあ乱闘で一位取りそびれちゃったけど」


「アラァ謙遜しちゃってぇ。
 クライアント喜んでたぜ。会いに行く?」


「んや、いいや。
 依頼人はLv100の闘技データが欲しかったんだろ?
 俺の記録が詰まったUSB先方に渡したか?」


「そこはバッチリ抜かりなく。
 軍事用ロボの学習素材にするんだってよ。ハイテク~!」


「オッケーよござんす。
 じゃあ一つ目の依頼はこれで終わりだな」


「そうだね。んでもって……どうする。二つ目の依頼・・・・・・
 やるかどうか決めた?」






やりたくない。ああ、やりたくないな。
それをやり終えると、今度こそフラウィウスでのタスクが完了しちまう。

仕事が終わるという事は、つまり。
それでも俺はいつものように言う。






「誰にモノ言ってんだよ。
 仕事は最後までやるのが俺達のルールだ」


「そう……だったな。そーだった。
 じゃあ二つ目の依頼、やるってなったら教えてよ」


「ヘイヘイ。報連相くらいしますよ。
 お前じゃねえんだからさァ」


「よ、余計な一言~~~!!」







今回の仕事は二つ。
一つ、戦闘を重ねて熟練度を高め、Lv100になること。
一つ、スワップが上手くいくか確かめること。