RECORD

Eno.576 ELMERの記録

繋がる世界/終わりきった世界

月を―――見上げる。
随分人が減った。狩る存在が居なくなれば、私もいずれ不要になる。最早体が軽い所の話ではないが、少しおかしい話だ。

…私の体が、どこかと繋がっている。

それはか細い糸のよう、されど…確かに誰かが私を繋ぎ止めている。

……誰?

問いても誰も答えない。ここには誰もいないから滅亡した世界には、なにもいない
教えて、誰なの?私を呼ぶのは。もし、聴こえるならば……私を……



『………ころして』