RECORD
Eno.395 ファリーダの記録

「あ……おかえり、なさい?」

「むずかしい……まだ、わからない事、多い」

「んっ……でも、覚える。
覚えたい、頑張る……がんばる?あってる?」

「???
これは、なに?」

「ちょこ、ちっぷくっきー?ほん?
ありがとう……母様」

「そう呼びたい……人の子、そう呼ぶっていっていた。
ファリーダ、ボクと繋がってくれた……ボクとお話してくれる。
ボクの事、あいしてくれる……だから、ボクの母様……」

「ボク……ファリーダ、自分の事、ボクって言う。
だから、ボクもボクって言う……真似したい」

「お出かけ……うん、したい!
名前は、母様がつけて。
ボクの名前、母様が考えて……いい?」
お土産の行く先

「ただいまなのです、変わったことはありませんか?」
「あ……おかえり、なさい?」

「ふふっ、人の子の言葉はどうですか?」
「むずかしい……まだ、わからない事、多い」

「そうですね、あなたには必要なかった事、ですからね」
「んっ……でも、覚える。
覚えたい、頑張る……がんばる?あってる?」

「はい、合っていますよ。
頑張る子にはご褒美なのです」
「???
これは、なに?」

「ちょこちっぷくっきーという甘い食べ物と、本という人の子達のお勉強道具です」
「ちょこ、ちっぷくっきー?ほん?
ありがとう……母様」

「母様?うっと……ボクの事なのです?」
「そう呼びたい……人の子、そう呼ぶっていっていた。
ファリーダ、ボクと繋がってくれた……ボクとお話してくれる。
ボクの事、あいしてくれる……だから、ボクの母様……」

「うっと……逆な気もしますけど、ボクはいいですよ」
「ボク……ファリーダ、自分の事、ボクって言う。
だから、ボクもボクって言う……真似したい」

「そうなってくると、あなたにも名前が必要ですね。
きっと、そのうちお出かけしたくなるでしょうから。
ボクみたいに」
「お出かけ……うん、したい!
名前は、母様がつけて。
ボクの名前、母様が考えて……いい?」

「はい、考えておきますね」