RECORD

Eno.313 《7i.色欲》の記録

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「……はぁ~~~~~」



クソデカため息。

頬杖をつきながら左腕に視線を落としている。

「これだけは本当に……ほんと~~~に知られたくなかったなあ」



どうしようもない自傷癖。
それを、よりにもよって。彼の目の前でやってしまった。


絶対に一生後悔するだろうな。
彼も、自分も。


「愛してくれる人がいるなら」


「もう自分だけの身体じゃないんだから」




傷を擦る。


「もうしないよ」


「キミがいなくなっても」




「私はずっとキミの大事な私だから」