RECORD
Eno.185 "寒月"の記録
~いっぽうそのころ~
*Prrrrrrr* *Prrrrrrr*
*ピッ*






* * *









*ピッ*

『……どう? そっちの、"子機"。
……オフシーズンに、なってから……そこそこ経つ、けど……』

「今の処……問題は無さそう、だな。
最も、騒ぎがありそうな場所は、面倒だから行かねぇ……ってのも有るだろうが」

『……あなた、なら……まぁ、そうよね』

「……強いて言うなら。
最低限の試合しかしてねぇのに、金が貯まって使い所があまり思い浮かばん……って事、だが」

『…………
家でも買ったら????』

「なんでだよ。」
* * *

「……で、だ。
こっちに、何か届いてるんだが……此れは?」

『……あぁ……
ちゃんと、届いたのね』

『……時期は少し、外しちゃった、けど。
<フラウィウス>の、気候なら……後半月~1ヶ月は、着られる……と思う、から』

『……ちゃんと、彼女謹製。
……性能面も、完璧よ?』

「えー……(えー……)
……"俺"に、水辺に出ろ、と?」

『……彼女は。
"夏の休日での外出着としても可怪しくないようデザインした"……って、言ってたけど』

「…………
そういう、モンなのか……????
確かに、羽織れる……此れパーカーか? も付いてるが……」

『まぁ……折角、なのだし。
1回位は、着てあげて……』

「…………
はぁ……」 *ためいき*