RECORD

Eno.276 リベレの記録

友にさよならを告げた日:再

「…………」

「リベレ……。
 ちゃんとお別れ、できた?」

「はい、ちゃんと……」

「…………」

「……ぐすっ」

「う゛わ゛~~~~~~~~ん
 寂し゛い゛です゛よ゛お゛~~~~~っっ」

「コンスタンさんの声真似してみ」
「ちょっとそれは……」

「着剣ンンン゛゛゛゛!!!゛」

「人で遊ばない゛でく゛ださ゛い゛!!!」

「ごめんねよしよし……」

「さびしいです、だってこんなに仲良くさせてもらって。
 たくさんお世話になって。秘密まで話してるのに。
 こんな友達、これまでできたことなかったのに」

「(グスグス……)元気でいてくれるって
 わかってるし、心配もしてませんけどお……
 会えないと気にかかるところは、やっぱりあって……」

「……目の前では泣かないって決めたし、そうしたけど」

「……僕、ちゃんとお別れ、できましたかね。
 心配かけていませんよね……」

「大丈夫だって。ね?店長さん」

「テメェはカッコつけんのは得意だろ。
 上手くやれてるよ」

「泣くんなら今のうちにやっとけよ。
 もう明日明後日には出るからな」

「急すぎ!?」

「だってグダグダし続けんのもよくねーだろ」

「待ってください!
 エフェメラと会えないのも嫌です」

「私はここで待ってるから、駄々こねないの」

「えーんえーん……」