RECORD

Eno.8 スフェーンの記録

finale:escape!!!!

で、結局どうなったの?












「……」
「多勢に無勢」

「あの場所の人間は、みんなマザーのものだ」

ただの人間が人だかりを作っている。
武器を手に持ち、ヒーローの彼らがその前に立っている。
どうしようもなくエキストラ。
エキストラでも声はあげられる。
一般民衆も全て機械仕掛けの中に。


『アルクス』

『あなたがそんなに大人しくないなんて思わなかったわ』

『困った子たち。けれど、ここまでね』

『街に対し、敵性行動をとったと判断。処理の許可を下ろします』



ああ、ほんとに、

「最終回みたいだ」

──これは絵になるだろうな。






ハーツ・グランがステッキでレーザーを放ち。

デューラ・カラーがマシンガンで砲撃し。

ファーネイ・ボッシュが、民衆を守るための防壁を展開した、その時。


不可解にあたりは煌めいた。


そして、何も見えなくなり。



──彼は消えていたのだという。

それらは、放たれなかった。



チケットの燃え滓。