RECORD

Eno.7  の記録

§6頁目

(大分字が大きく、汚い。読めはするだろうが)

ナズへ

昨日元気だったからと結構乱闘したからか、今日すごい反動きたわ、
読みづらかったらごめんなさい。
流石に休んでばっかなのもつらいから、寝込まない程度の限界を探りたいものね。
無理するなと方々に言われるのにも辟易としてくるしね。
自惚れみたいで恥ずかしいけれど、私って思ってるよりみんなに慕われてたのね、
気にかけてくる人が思ったより多いから、驚いたわ。
ラガーから手のリハビリ用にと、ダーツセットとかもらったの。
寝込むほどでもないけど戦えるほどの元気がない時ぐらいにでもやってみようと思う。

預かりもの、大丈夫よ。今日はずっと部屋に居ると思うから、
持ってきてくれてもいいし後日でもいいわ。

割と他人の事は見てる自信があるの、なんて。
乱闘で知り合いを見かけると印象に残ってしまうってだけよ。
前はよく戦ってたから、余計にね。



少し、整理がついたから現状に至るまでの経緯を簡潔に書いておくわ。

創造神たる創壁神そうへきしんを崇め尊び、
現状維持による平穏を尊しとするを世界宗教である、境会きょうかい
平穏という名の停滞を破壊し、変化と成長をもたらすべきだという、私たちの涙清るいせい教。
私たちは破壊の一手として街々にある境会の要職を暗殺したの。
街を護る結界が解け、魔物たちによって少なからず民は犠牲になった。
私たちは声明を出したり存在を明るみに出したりはせずそれを行う事で、
人々に『平穏』そのものに疑念を抱かせるのが目的だった。

作戦自体は問題なく終わった。
けれども何故か二週間後に、それが私たちの仕業だと明るみに出た。
結果勇者を旗印にして、掃討が始まった。
当然私も巻き込まれたけど、息災の御守りのおかげで生き延びてしまった。

……軽くと思ったのに思ったより長くなってしまったし、
疲れて来たからこの辺にしておくわ。
もう少しあるのだけど、また後日に。

シアーナ・ラナス