RECORD

Eno.260 『鉄花 粋覇』の記録

らしくない日記

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これは、昔の話
異能社会
異能のある社会でスラムで育った
親の顔なんて知らなかった、ある日、若い赤い青年のような人物の荷物を狙いに、盗もうとしたら
いつの間にか拳骨をくらわされて、気を失っていた

そうして目を覚まして、目の前を見れば、若い赤い青年のような人物が目の前にしたり顔でにやついた顔でいた
すぐに、逃げようとしたけど、辺りを見回したら、子供たちの笑い声、楽しげだった
良いなぁって思った

「おう、坊主」
「行くところないならワシの所にこんか?
いやならお主の好きな様にすりゃええが」

だから、『俺』は一時的にだけど、承諾したんだ
その人、いや「親父」の名前は『烈龍』
文字通り、拳で全部、拳骨で全部を倒す、必ず勝つ
龍のような生物だった

ーーー「坊主、あれから1か月か、そろそろ特訓するかのぅ?
生きるには、生きる術が必要じゃ、理不尽から、身を守るのものぅ
なに?どうしようもない時?そんときゃのぅ、退け
いいか?退くのと逃げるのは違うんじゃ、退くのは逃げながら考える
逃げるは、次に生かすじゃのぅ」

孤児院の子達、亜人の子供たち、改造された子供たち、
その子達と一緒に、拳を鍛えた、最初はきつかったけど、どんどん体が備えを覚えていって苦じゃなくなった

『その時はひ弱じゃったな』
模擬戦では拳を交え、亜人の子供たちの出来ること身体能力と異能力には驚いた、改造された子供たちの異能力の応用、発想力、想像力にも驚いた
ーーーそれから、亜人の子供たちを迫害するような奴らを守ったっけな
ギリギリでもうだめだって思った時に、『親父』に迷惑かけたな

『この時は筋肉がついて来たのぅ』
ーーーそれから、常軌を逸して体を鍛え続けて、鉄板に拳を叩きつけて、休んで一人で自主練してたな
異能に負けないように、だけど、

「おう、鉄花、それだけじゃダメじゃ
それだけじゃと力に吞まれる。それに勿体ないのぅ
拳で喧嘩するなら、分かりあうために、想いを乗せて、何を伝えるか、何のために戦うか
その拳に何の意味があるかがーーーなに?力があるだけ全部倒せば、全部守れる?
ほっほっほ、じゃがの力は畏れられるもんじゃ、勝手にの
それじゃと一人ぼっちになるわい」

その「親父」の顔は寂しそうだった 
しかし、それも一瞬だった

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この時に筋肉がバッキバキになった拳も、
この時に事務所を立ち上げた、何でも屋鉄花粋覇と
依頼金を着服する助手もおる、ワシが拾ったんじゃが
有能なんで眼を摘むっちゃいるし、ああいうのがいるから面白いしのぅ
生活は不満はなかった、無かったが、心躍る喧嘩がしたかった

依頼のたび、事件のたびに体がさらに鍛え上げられ
銃弾を通さんようになった

異能ありのなんでもありの裏社会の喧嘩、
異能のレールガン付きのハンマーポイント弾を打たれたが、拳で芯を捕え、勝利した
それから色々と喧嘩し、勝利し倒したが、心が満たされる感じがせん、強くなりすぎた、
じゃから、勘を伝って、強者を、喧嘩できるここに来たんじゃよ