RECORD

Eno.351 サーニャの記録

大事な物

・小さな銀のベル
振り子が無く、音は鳴りそうにない。
ボクを友と認めてくれた子からの贈り物。

・似顔絵と手紙
乾杯の場面の似顔絵と手紙。
嬉しいよね、こういうの初めてだったし。


・インスタントカメラ
彼が街でのくじ引きで手に入れたカメラ。写真の方は彼に渡している。
フィルムが切れても、大事にとっておきがちだよね、やっぱりさ。


・打刀『空拙くうせつ
鍛冶神である『妹』が打ってくれた、通常より少しだけ短い打刀。紫色の鞘。
ボクにとっての愛刀。名前負けしないようにしなくちゃだ。



他にも山ほどある。長いようで短い時間。けれどもかけがえのないひと時。
ボクを■してくれた彼の事も忘れない。しっかりと記憶に留められている。

自らの瞳を差し出してまで無理やり縁を繋げるなんて馬鹿げた事をした人間もいた。
あの時ばかりはボクも驚いたよね、うんうん。

ちっぽけで、卑屈で、矮小な大多数。
そんな子達の中に一握りは存在する、強欲で、愚直で、自身の信の為には命をも賭す人間達。


そんな彼らが居るからこそ、ボクは人間が大好きなんだよ


まぁ、今となっちゃボクも似たようなものだけれど



あぁ……楽しみだなぁ、本当に