RECORD
Eno.185 "寒月"の記録
~いっぽうそのころ~
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そんなこんなで、其々に説明書と実物が届く事になったのだとさ。

「……変化薬のテスター?」

『……そう。
もうすぐ、ハロウィン……仮装で、一時的に、髪や眼、肌の色を、変える……そういう、用途で。
そっちでも、テスター、どうかしら……と、思って』

『本質と、仕組みは……幻術の応用。
薬という"形式"に、落とし込む、事で……そういうもの、と、認識させて』

『仮装の為、に、態々染髪とか、カラコンとか……
髪も痛むし、コンタクト自体が怖い……って、そういう需要、向け……』

「薬の方が逆に怖くねぇか??」

『其れもそう。』
* * *

『……まぁ、そっちの場合。
本質部分での変化は、まだ出来なくとも……
一時的な誤魔化し、位なら……もしかしたら、イケるんじゃないか……って』

『そう、思って……連絡、してみたの』

「…………あー、成程」

「……まぁ、テスター位なら、別に構わん。
……"向こうの俺"でも、効果は適用されるか?」

『……理論上、問題は無い……と、思う。
今回、変化対象は、あくまで"色"で、あって……効果時間も、長くて1日程度、想定……』

『詳しい、仕様や説明も……メモを同梱、しておく、から。
何か変だなって、なったら……直ぐに、連絡、してね』

「はいはい」
そんなこんなで、其々に説明書と実物が届く事になったのだとさ。