RECORD

Eno.267 鳴瀬 明輝の記録

鳴瀬 明輝の独り言2

暗い。目を開けているのに暗い。
あの日はまだ星が見えていた。
紅い。周りが五月蝿い。
夜とは思えないぐらいに騒がしかった。

何かが燃える。混乱が水の中に色水を1滴入れたように広がる。

彼女と共に現場にかけ付け、倒した。
そう思っていた。
自らの命の灯火が消える前、魔法生命体それは埋め込まれた魔石ませきを探す彼女の顔めがけて。

あぁ、今夜は熱い。