RECORD
Eno.48 Siana Lanusの記録
§9頁目
(相変わらずの字だ。)
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シアーナへ
楽しみにしていただけるのは幸いです。貴女が無理をしていないと言うのなら、その言を信じますとも。
仮に大層な事など何もなかったとしても轢くものがあったという事です。
少しだけだったとしても背を預けて謗る者は、きっといない筈です。
まあ。ええ、はい。
無くならなければ良いな、と思う程度でして。宜しくお願い致します。
箱庭じみた平穏を壊すのは大変に難しい。
少なくとも、そうですね。私であればそれに手を出そうとも出来ないでしょう。
何故平和を望む者が報復に至るのかは理解しかねますが。
果たして神と宣うものが世界を管理しているというのなら、
いえ。栓の無い話をしかけました。
何事もなくとも人は腐る生き物ですから。
傷を負う事に劇的な何かなど、必要も無いのです。そうでしょう。
時間はまだありますから、ゆっくりしましょう。
言葉は逃がせますが文字は逃げませんからね。
ジュヘナザート