RECORD
Eno.61 ニーズヘッグの記録
0:Tornado
きっかけは、ふたつの聞いた話だった。
ひとつは、きょうだいが語った「不思議な無人島」の話だった。
青い空、豊富な資材、愉快な漂流者たち。ほんの数日だけおこった、混沌として愉快な日々。英雄や変なキノコ、飛んでくる無。あまりにも面白いと感じた。
ひとつは、きょうだいが渋々話した「死の洞穴」の話だった。
暗い空、枯渇した資源、生死ギリギリを生きる生存者たち。何度も生死を繰り返し、進退を繰り返す日々。キカイ、汚染されたヒト、終わりのない生存競争。あまりにも過酷と感じた。
二つの話を聞いて、自分は「異世界」に興味を持った。訪れることはできないかと手段を探した。
……なかなか見つからなかった。当たり前だが。
そんな折、きょうだいが自分を訪ねてきた。なんだったか……そう、「異世界に興味はないか?」と。
僥倖。一も二もなく提案に乗った。それが罠だろうと関係ない、そう思って。
そうして示された先、たどり着いたのがフラウィスだった。初めて聞く場所だった。
自分の目的は簡単だ。要するに、修練。知らない強者に会えるだろうとZeusは言っていた。
………あと、できる限り記録はつけるようにするつもりだ。自分は、覚えるのはあまり得意ではないし……
ひとつは、きょうだいが語った「不思議な無人島」の話だった。
青い空、豊富な資材、愉快な漂流者たち。ほんの数日だけおこった、混沌として愉快な日々。英雄や変なキノコ、飛んでくる無。あまりにも面白いと感じた。
ひとつは、きょうだいが渋々話した「死の洞穴」の話だった。
暗い空、枯渇した資源、生死ギリギリを生きる生存者たち。何度も生死を繰り返し、進退を繰り返す日々。キカイ、汚染されたヒト、終わりのない生存競争。あまりにも過酷と感じた。
二つの話を聞いて、自分は「異世界」に興味を持った。訪れることはできないかと手段を探した。
……なかなか見つからなかった。当たり前だが。
そんな折、きょうだいが自分を訪ねてきた。なんだったか……そう、「異世界に興味はないか?」と。
僥倖。一も二もなく提案に乗った。それが罠だろうと関係ない、そう思って。
そうして示された先、たどり着いたのがフラウィスだった。初めて聞く場所だった。
自分の目的は簡単だ。要するに、修練。知らない強者に会えるだろうとZeusは言っていた。
………あと、できる限り記録はつけるようにするつもりだ。自分は、覚えるのはあまり得意ではないし……