RECORD

Eno.104 ネージュ・コルウスの記録

妙な動き

「……先輩。今夜は僕の部屋には入らないでいただけますか?」

「何だい、急によそよそしく……」

「ちょっと大事な用事ができたので、ご容赦頂ければ」

「仕方ないな。連絡があったら端末に入れとくから。後で確認しといてね」

「ありがとうございます!」


この話をした後で、あの子はフィーネちゃんと一緒に宿に向かったって、
サーニャさんから話を聞いて事態を察した。

ユートゥルナ、急にどうしちゃったんだろう。
そもそも、あの子の部屋はボクでもめったに入れてもらえない。
ユートゥルナは自分のプライベートに、あまり他人を踏み込ませないタイプだったからだ。

考えすぎなのはわかってるけど、あのフィーネちゃんの件が絡むと余計に心配だ……。