RECORD

Eno.346 レブン・レヴンの記録

これから

聖職者殺人者であった過去は消えない。
自らの仕事であり誇りもあった。
役目を悔いているわけでもない。
そうしなければ、もっと救われぬ人もいただろう。
だから、己の役目を悔いているわけがない。

そんな理由言い訳で、
旅をしていたところ、この世界に誘われた。
それはまさに、渡りに船だった。

そうしてやってきたここで、
自ら磨いた剣の腕を振るうのは悪い気分ではない。
その間は、過去もなにも考えずに済むからだ。
そして、酒を飲み、飯を食う日々。
穏やかな日常。

そんな怠惰な日々の中で見つけた。
見つけてしまったのだ。