RECORD

Eno.374 ぺルシルの記録

独り言

「いっ…… つ」



妙な不快感がじわじわ大きくなって、
また急な痛みがやってきた。

昨日は左腕だった
今度は右肩

これってあれだ、昔私が負った傷。
死にかけて、生き返った時に癒えたはずの。

「なんで、 今更、………
 ここに来たから?力を奪ったから…?

 それとも、あの人が死んだから?」




滴る血を抑えた。
なんにしたって、このまま放って置いたらぼろ雑巾に戻るだけだ。

「ぁー…… 戦わなきゃ…」



「……… なんで、私には奇跡が、使えないんだろう……



握りしめてた毛布を放って試合に向かった。