RECORD

Eno.493 ---の記録

香る記憶

喋れるわけでも無いのに酒場に入り浸る日々。

街を吹き抜ける潮風の匂いに
闘技場で散らす汗と血の臭いに

記憶ごと塗りつぶされていくように
薔薇の香りが思い出せなくなっていく。

今日もあの人は来なかった