RECORD

Eno.332 プラエドの記録

妙に丸文字の手紙

眠りのさなか、額にこそばゆい感触があった。

これは知っている。忘れかけていた懐かしい感触。
引きずられるよに思い出す、風と草の匂い。高く青く澄んだ空。
鳥の声で目をさまし、朝に弱い妹の代わりに台所に立ち、
羊の世話して一日を終える。


◇◇◇

貴方の床でぐずつきたい気持ちを蹴飛ばすように頬叩く。
頭重いのも足ふらつくのもアルコールのせい。まだシラフに戻らず済むみたい。
向かい酒しに行こう。夢から醒めても酔からは覚めたくない。

女に抱かれる夢が良かったなァ!無責任にかわいそがられて、一緒に酒飲んでバカになる。それが一番いいんだから。

◇◇◇

布団なおして書き置きつけた。



昨夜はお世話になりました。
最近ずっと外で寝てたもんで……久しぶりにぐっすり眠れました!
お礼になるかは分かりませんけど、羽根を幾らか置いていきます。
路銀にするなり暖炉の焚き付けにするなり、適当に使ってください。

じゃあまた、いつもの場所で。

Caro