RECORD
Eno.28 柿原玄輝の記録
ふかい
記憶を遡っていくと、幼き日の思い出がぽっかりと空いていることがわかる。
幼少期の記憶というものは忘れがちなものだけど、それが大切なものであったはずなのに、思い出せないのは違和感が残る。
他にも覚えておかなければならないことが多いし、あまり普段からそんなことはしないんだけど。
今は、余計な記録がない分、自分の思い出に浸ることができる。
そう、思い返すのは、己が呪われた日。
……じゃない。違う。その前だ。
その日を境に、会えなくなった人がいる。
子供ながらに、その人のことを好きだったはず。
人?
確か最後に話した時は、その思いを伝えたはずだ。
その時の顔が思い出せない。
あんなにも印象的だったのに。

どんな感じだっただろうか。
もう少しで思い出せそうなんだ。
幼少期の記憶というものは忘れがちなものだけど、それが大切なものであったはずなのに、思い出せないのは違和感が残る。
他にも覚えておかなければならないことが多いし、あまり普段からそんなことはしないんだけど。
今は、余計な記録がない分、自分の思い出に浸ることができる。
そう、思い返すのは、己が呪われた日。
……じゃない。違う。その前だ。
その日を境に、会えなくなった人がいる。
子供ながらに、その人のことを好きだったはず。
人?
確か最後に話した時は、その思いを伝えたはずだ。
その時の顔が思い出せない。
あんなにも印象的だったのに。

どんな感じだっただろうか。
もう少しで思い出せそうなんだ。