RECORD

Eno.12 ライゼ・スカビオサの記録

消された歴史

何処かの国に封印された古びた一冊の歴史書より

人が神を殺した後に真っ先に行ったのは人間以外の知性を持つ種族の抹殺であった。

何故なら多くの種族が人間以上に神を信仰していたからだ。

神を滅ぼした以上それらの種族との関係悪化は避けられず、人は自らの文明を築き上げる為に全て滅ぼす事を選んだのであった。

どうやら人間以外は神を信仰する事で力を得ていたらしく、更にほとんどの種族は元々数が少なかったために百年後には世界から異種族は姿を消した。

人間の異能も元は神の恩恵だったのでは無いかという説もあるが、神が滅びて500年以上経った今も消えないことからこの説はほとんど否定されている。

未だ地下や秘境に生き残りが居るという説はあるが、発見例は皆無であり既に絶滅したというのが世界共通の認識である。