RECORD

Eno.159 雪椿乙女の記録

口紅探し 二



戦っても 戦っても
たくさんの人の紅を浴びても
満足できないのは どうして?





ウェポンマスターという方々は親切な方ばかりだった。
一つの武器を極めた、というのは
包丁しか使わない私としても関わりやすくもあり、
ライセンスが必要じゃないのについ全員に会いに行ってしまったくらい。

それにウェポンマスターさんたちはいろんな種族がいて素敵。
赤色以外も試せるだなんて思いもしなかった。
黒や青色…それ以外の色、ちょっと奇抜かもしれないけれど
これはこれで悪くないと思うの。似合うかどうかは…ちょっと難しいけれど。

これは驚いたことなのだけれど、生物じゃなさそうなヒトも
刺せば何かしら色を出してくれたりするのね。
対戦したことが無駄にならなさそうで嬉しいわ。
意外なひとから綺麗な紅色が取れるかもしれないものね。
もっともっとたくさんの人に対戦してもらわなくちゃ。




他人の目から見て私はどう映っているのだろう
鏡越しに見る私は いつもの私
ずっと変わらない いつもの姿
綺麗だと褒められることはよくあった
けれどいつだって 1番になれなかった私
…ああ、一番綺麗な花になりたい