RECORD
【生配信】全員集合!【五色】
〜出演者プロフィール〜

アブシディ(赤)
両性具有。
愛想が良いのでシニア人気を独占している。
トマトジュースはあんまり好きじゃない。

アブシディ(青)
無性。
女性人気NO.1。クール属性はやはり強い。
実はアイスなら何でも好きだったりする。

アブシディ(黄)
半陰陽。
「戦隊モノの黄色はカレー枠だから」と
仕事中にカレーを食べ、案の定怒られた。

アブシディ(緑)
女性。
青汁があったら確実に担当ドリンクになっていたので、
メニューに無くて良かったなと思っている。

アブシディ(紫)
男性。
女性人気NO.1の座を狙っているが、恐らく無理。
子供受けが良いのは弄られの証拠。

「と、いうわけで。出揃ったし、全員集合回だ。
進行は一応俺だけど、多分グダグダになることは覚悟しといてくれ」

「なんでこっち見ながら言うのー?」

「自覚無いのかよ」

「まあ全員自分だから、完全に予定調和ですもんね」

「別人の様に話すの、結構頭を使うんだよ。
自作自演になるように己と会話をするの、普段はやらないからさ」

「よく聞かれるけど、普通の人間も脳内会議ってするだろ?あんな感じなんだよ」

「言うて、あーし達にその感覚はわかんないんだけどね〜」

「多重人格とも違う。全部キャラ付けだから、実際は口調も食の好みも同じだし」

「……例えば、このように!
ボクも愛想良く振る舞えるんですよっ」

「うわ、コメント欄の流速が急に上がった。
青い私のファンサは毎回死者が出るな……」

「しれっと赤い俺も口調変えるんじゃねえ!」

「そういう流れかと思いまして!」

「何故かこんな事をしているかと言うと、……何故だろうね?」

「そこは本社指示だもんねー。
プロデューサーが何考えてるのかは知らんけど、反対する理由も無いしー」

「あ、このプロデューサーってのは俺達のオリジナルのことだ。弊社の社長だよ」

「親……?では無いですね。きょうだい……?うーん……」

「ビッグダディ」

「絶対違う。そもそもダディじゃないし」

「オリジナルと己達は同期していないのさ。
だから、『少なくとも他人である』としか言えないな」

「リアルタイム同期は、自我の形成が行われる前にするのがベストとされてるんだ」

「“たったひとりの自分”って感覚に慣れちゃう前に〜、ってこと」

「お、何々?あー、オリジナルがDSDですし、父か母かは断言しにくいですね……」

「つまり、黄色い己だけは性別を弄っていないという訳だね」

「ひとりで全てのジェンダーをカバーする、っていうのがボクらのサブコンセプトなんだよ」

「……こんなところか?
出生に関する質問は多かったんだけど、営業の本筋と逸れるからできなかったんだよな」

「話すと長くなりますからね……」

「Web上の百科事典が我々の世界にもあるんだが、己達の記事は文章量が中々に多くてね。
それを話そうとすると、流石に1回の放送じゃ足りないのさ」

「生い立ちを説明するようなモンだしな。
ま、興味あるならオフの時に聞いてくれ」

「それじゃ、そろそろ締めに入ろーか」

「病に倒れることなく、生き続ける自信はありますか?」

「同一人物が一人である必要なんて無いだろ?」

「限られた時間を、もっと有効に活用したくないかね?」

「唯一の理解者、欲しくなーい?」

「誰だって、死にたくはないよな?」

「───ほんの少しでもお心当たりがありましたら。」

「「「「「お問い合わせ、よろしくお願いしま〜す!」」」」」