RECORD

Eno.98 サーニャの記録

疑念

「だから……その"楽しく飲んだり騒いだり"を崩したくないからって、
な〜んにも言ってくれない様なずっこいひっどい事するんじゃあないかなー……なんて」

「……余計な勘繰りですけどお」

「そんなんだったら大分不服ですけどねえ〜」


「それなら」「逃げないでくださいね」



恐ろしい経験を経て、彼女は変わり。自ら歩を進めて

「……ま」
「よいよにすれば良かろ」

「ま。何でも構わんがよ。其奴らの新たなにならんとよいな」

「まァ然し、主ァ主が思うよか多分此処の奴輩に慕われとるて、
 それだけ分かっといてもバチ当たらんじゃろ」



捻くれた祟り神は、巫山戯たようにしつつも助言を漏らし

「…そのうちが4日後5日後じゃーなぁ…。」

「酔ったら話すか?いくらでも蜂蜜酒渡すぜ?」

「んーぁー…。
…後で話聞くのはいいかで手遅れになっちまった体験あってなぁ…。
…突っ走れるだけ突っ走って後悔はしたくねーんだよなぁ。」



己の世界で、自己と同一の存在と遭った残り火の男は悔やみたく無いと迫る


見ているだけじゃなく、人間と同じ様に楽しんでみたい。触れ合ってみたい。………そんな、児戯にも等しいきっかけだったというのに。




どうしてボクは、こんなにも揺らいでいるんだろう