RECORD
Eno.516 マリウスの記録
微睡みの抱擁8【終】
換金品を荷物袋に詰め、支度を整える。
流石に引きずっていくには重すぎるので部屋まで迎えに来てもらおうかなどと考えながら。
彼らの事を全て理解する日が来ることは、きっとこれからも無いだろう。
彼らと私は同一ではないから。
けれど、それを悲しいとも思わない。
数少ない友人として、クローンとして、先輩として。
末永く、その縁は続いていく。
それを楽しみだと、心から思えるのだ。
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…………
……
…
ー切り抜きー













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登場人物紹介


流石に引きずっていくには重すぎるので部屋まで迎えに来てもらおうかなどと考えながら。
彼らの事を全て理解する日が来ることは、きっとこれからも無いだろう。
彼らと私は同一ではないから。
けれど、それを悲しいとも思わない。
数少ない友人として、クローンとして、先輩として。
末永く、その縁は続いていく。
それを楽しみだと、心から思えるのだ。
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…………
……
…
ー切り抜きー

「__というのがここ十数年分おさらいだな」

「自身の振り返りというのはどうにも落ち着かない感覚だが、
こうして無事成長した姿と合わせて見てもらえれば諸君にも理解を得やすいと思ってな」

「私は、もう人の姿で生きるという事を半ば諦めていた」

「けれどクローン技術があれば人として再生できる、あの時程救われた気持ちは無かったよ」

「感覚や経験の共有も初めは慣れない事も多かったが、一度慣れてしまえば余りある便利さだ」

「私の場合は小さな私だったが、これが人型で何人もとあればより便利だろう」

「ひゅっぷい!」

「…む。もうそんな時間か。」

「先輩方の警備があるから今日は此処までだ」

「夜中に非公式チャンネルの方でフラウィウス時代の話もするから検索してみてくれ。
ああ、青の先輩の話もするから。……未だに根強いな青ファンは」

「この後小さな私が先輩の配信に出るのでそちらも見てもらえるとうれしい。」

「ひゅぷぴぴ!」

「URLはこちらに。…カタコトではもう言わないぞ」
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「では、最後は先輩の言葉を借りて〆とさせていただこう」

「クローンという技術が、クローンとして末永く生きる人生が」

「"善く生きる為"の可能性の一つとして思ってもらえたのなら幸いだ」

「ぴーぷ!ぴーぷ!」
登場人物紹介

マリウス(人間)
男性。α歳
ヒュプイーズ体が長かったせいで可愛さをアピールするタイミングを探してしまう。
早く酒が飲める歳になりたい。

マリウス(ヒュプイーズ)
無性。34+α歳
クローンが成長してきて可愛い子ぶってるのがバレてきている。
最近また飲酒で体重が増えてきた。