RECORD

Eno.5 劉 光龍の記録

◆どうして、貴方は

私のことを、そんなに気にかけるのでしょう?

失礼ですが、貴方は……御自分の死期が近いことを御存知で、それに怒りや疑問も抱いていない、受容をしている状態にあります。
正しく死を受け入れている、そういう状態です。
そういう状態の、はずです。
帰る場所を持たず、縁もゆかりもない世界で命を終えることを受容した貴方に、私は後悔が残らないよう寄り添う存在です。
……その、はずです。


…………貴方が仰る『終わりの先』とは、……一体どのような意味なのでしょう…………














「……今日の貴方の行動は、まるで……」


「…………”恋人”、のようでは、…………ありませんか…………」