RECORD

Eno.313 エヴァム・リリスの記録

きみ達へ

明日には消えてしまいそうな危うさが放っておけなかった。
目を離すといなくなってしまいそうなきみを捕まえたかった。
きみの最後の人になりたかった。

そしたらさ。
きみがいなくなってからさ、似たよなコを好きになるようになったんだよね。
もともと好きになりやすい自覚はあるし、それが悪いとは思わない。
きみが生きている間はずっときみに一途だったでしょ。
きみが生きている間はきみだけを見てる。
きみが可愛くて、愛しくて、ずっと一緒にいたい。
わたしはきみに嘘を吐いたことはないよ。

きみが死んだ後は、次のコを好きになるコトはごめんね。
順番があるだけ。ごめんね。

いま好きなコはワガママ放題だし、敵を増やしてばかりだし、どうしようもなくカスだけど。
明日にはいなくなっていそうな危うさが可愛くて目が離せない。
言っとくけどきみも大概だからね。
すぐ妬くトコとか、心配で病んじゃうトコとか、わたしに尽くそうとして自滅するトコとかさ。
いまの好きなコはそういうのないから新鮮。

ちゃんと覚えてるよ。忘れるわけがない。
ずっと好きだよ。

いまは    が好き。