RECORD
Eno.5 劉 光龍の記録
◆夜の帳の君へ
ええと……率直に言ってびっくり、……しました。
気味悪がられることはあっても、好意を向けられることは……ありませんでしたから。
死期が近い人の前に現れる凶鳥、夜を告げる鳥、……私は、その役を自分に課しています。
私個人がどう思われようと、沢山の『あなた』が後悔なく旅立てる方が、私には重要ですから。
でも私は、貴方の感情を嬉しく……思います。
貴方の心が私の元にあるのなら、私は貴方を看取った後も……
……貴方と共に、貴方の記憶と共に、貴方の手の温もりと共に、……在りましょう。

気味悪がられることはあっても、好意を向けられることは……ありませんでしたから。
死期が近い人の前に現れる凶鳥、夜を告げる鳥、……私は、その役を自分に課しています。
私個人がどう思われようと、沢山の『あなた』が後悔なく旅立てる方が、私には重要ですから。
でも私は、貴方の感情を嬉しく……思います。
貴方の心が私の元にあるのなら、私は貴方を看取った後も……
……貴方と共に、貴方の記憶と共に、貴方の手の温もりと共に、……在りましょう。

「だからその時まで、存分に……貴方の存在を、貴方の心を、私に刻んでください。
……私の心は、貴方と共に」