RECORD

Eno.312 貴公子の記録

或る男の、

メイド。

なんでいつもそいつらに邪魔されてきたんだろう。

彼女のそばにはいつも、いつの間にかいた。

悪い冗談だ。

なんでキミはオレのそばじゃなくてアイツのそばにいるんだ。

あのすかした顔のどこがいいんだ。

なんで、なんでだ。

わからない。

だから、ここでメイドを見かけた時、この募るものがわかるのかと思って散々痛ぶってみた。

けど、わからなかった。

ただ募ったのは、

恨み妬み憎悪嫉妬嫌悪破壊。

そんな感情だらけだったのさ。

ふ、ふふ、ふ、ふふふ、ふふふふふふふふ