RECORD
Eno.465 ラガーの記録
会話:傭兵団の仲間
え?俺の名前の由来?
ビール。ラガービールってあるじゃん。あれだよー。
ほらこの間亡くなった先代リーダーいるじゃん、あの人に俺小さい頃拾われたって言ったでしょ。
その時リーダーがラガービール飲んでたから。それだけ。
リーダーとの出会いー?
金が無くて食べるものも無いし、でも俺そん時7歳だったからまともに働けなかったしさ。親?いないよ。母ちゃんは病気で死んだし父ちゃん顔知らねーし。
んでゴミを漁ったり酔っ払いから財布なり何なり盗んだりする生活送ってたんだけど、ある日狙いをつけたのがリーダーだったんだよね。
あからさまに顔真っ赤でべろべろで、これは狙いやすいだろと思って千鳥足になってるあの人の尻ポケットから財布抜き取ろうとしたんだけどさ。
そこは流石に傭兵団のリーダーって感じで。すぐに腕捻られて地面に押さえつけられてさ。
このままじゃやられるって思って死ぬ気で暴れたら、なんでか気に入られちゃって。
「雑用係欲しかったんだよな」とか言われて、拾われた。そんだけー。
拾われてから暫くはマジで雑用しかしなかったよ。武具の手入れとか馬の世話とか、野営時の飯作らされたり肩揉み頼まれたり。
その合間合間に剣の持ち方とか素振りとかを教わって、少しずつ戦い方を学ぶ時間が増えていったんだっけかな。
最初リーダーの周りは信じられないって顔してたよな。つーかアンタもそうだったじゃん!こんなチビ連れてきやがって、って。
「死んだらそん時ゃそん時だ」って雑に早いうちから戦場放り込まれまくったけどさ。
死にたくなかったから、というか死ぬほどの痛みってそりゃきついから。痛くて苦しいのもやだし死にたくなかったから、とにかく必死に剣振ってたな。
初めての報酬の袋の重み、今でも覚えてるよー。
アレで最初に買ったの、ボロボロじゃない財布と食べられる野草の図鑑だった。
懐かしいよなー。よく生きてたよ、俺。
…………。
……え?ラガーより前の名前?親から付けられたやつ?
知らない。忘れちゃった。
そんなんどうでもよくない?母ちゃんだった人も俺のこと「お前」とか「オイ」とか「それ」としか呼んでなかったし。
それくらいの価値しかなかったんでしょ、俺も。俺の名前も。それだけ。
え?なんでアンタのほうが変な顔してるんだよー!ほら飲みな飲みな、もっと楽しい話しよーよー!好きなねーちゃんのタイプとかさー!
ビール。ラガービールってあるじゃん。あれだよー。
ほらこの間亡くなった先代リーダーいるじゃん、あの人に俺小さい頃拾われたって言ったでしょ。
その時リーダーがラガービール飲んでたから。それだけ。
リーダーとの出会いー?
金が無くて食べるものも無いし、でも俺そん時7歳だったからまともに働けなかったしさ。親?いないよ。母ちゃんは病気で死んだし父ちゃん顔知らねーし。
んでゴミを漁ったり酔っ払いから財布なり何なり盗んだりする生活送ってたんだけど、ある日狙いをつけたのがリーダーだったんだよね。
あからさまに顔真っ赤でべろべろで、これは狙いやすいだろと思って千鳥足になってるあの人の尻ポケットから財布抜き取ろうとしたんだけどさ。
そこは流石に傭兵団のリーダーって感じで。すぐに腕捻られて地面に押さえつけられてさ。
このままじゃやられるって思って死ぬ気で暴れたら、なんでか気に入られちゃって。
「雑用係欲しかったんだよな」とか言われて、拾われた。そんだけー。
拾われてから暫くはマジで雑用しかしなかったよ。武具の手入れとか馬の世話とか、野営時の飯作らされたり肩揉み頼まれたり。
その合間合間に剣の持ち方とか素振りとかを教わって、少しずつ戦い方を学ぶ時間が増えていったんだっけかな。
最初リーダーの周りは信じられないって顔してたよな。つーかアンタもそうだったじゃん!こんなチビ連れてきやがって、って。
「死んだらそん時ゃそん時だ」って雑に早いうちから戦場放り込まれまくったけどさ。
死にたくなかったから、というか死ぬほどの痛みってそりゃきついから。痛くて苦しいのもやだし死にたくなかったから、とにかく必死に剣振ってたな。
初めての報酬の袋の重み、今でも覚えてるよー。
アレで最初に買ったの、ボロボロじゃない財布と食べられる野草の図鑑だった。
懐かしいよなー。よく生きてたよ、俺。
…………。
……え?ラガーより前の名前?親から付けられたやつ?
知らない。忘れちゃった。
そんなんどうでもよくない?母ちゃんだった人も俺のこと「お前」とか「オイ」とか「それ」としか呼んでなかったし。
それくらいの価値しかなかったんでしょ、俺も。俺の名前も。それだけ。
え?なんでアンタのほうが変な顔してるんだよー!ほら飲みな飲みな、もっと楽しい話しよーよー!好きなねーちゃんのタイプとかさー!