RECORD

Eno.179 アルア・フィフスの記録

名前

あなたの新しい名前を、聞いた。

「ノーウェア。ノーウェア、ノーウェアどこにもない……?」

「ここにいるのに?」

「…………なんか気に入らないので ディミオス 呼びでいいですかね」

『…?ディミオスでも構わんが』
 何か怒ってるな…どうした?

ここに在り、と。
 、というならば、その名は相応しくないからですね!」




ディミオス役割の名が真の名と同様にあなた自身をも指すならば、
 そうアナタが思ってくれているならば
 私は否定の単語ノーウェアの名を呼ぶよりもそちらを選びますね」

「……ハハ
まさか、お前にそう言われるとはな」

「…………」

「もう、新しい名前付けちゃえばいいんです。
 ここでの。これからの。
 誰か信頼できる人に、この先長く共にいる人とかに付けて貰えば」

「がんばって、おぼえますので」

『新しい名か…教えたもの達にまた覚え直して貰うのも気が引けるが…仕方無いか
 そうする…『重ね重ね』ありがとうな、アルア』

「そうする…
 えっ そうする???」

「いや、ええ、はい、
 そうなさると、いい…………」



誰かとの繋がりはいつだって殺して殺されて。
だっただろうに。


『……まあ、信頼出来るの多くて決めれんけどな
 アルアでも構わんし』

「わ、わた、私は、むりです、学も無ェし……」



もう、修正、出来ないんですが、私は……
これは、どうすればいい? 結局のところ……



どうでもよくなっちゃうんでしょう? すぐに

「──やだなァ……」