RECORD

Eno.658 アカシの記録

記憶の鍵

時折、何故覚えているのか分からない景色や単語が、ふと口から出てしまう時がある。
銃火器の使用経験についてもそうだ。それで何人もの人間を殺した。
褒められた行為では無い。でも俺はそれを躊躇いなくやった。
その確信だけが自分の中にある。

公職ではない。かといって裏社会に属してもいない。
いや、正確なところは分からないけど……どれもしっくり来ない。
何故だろうか。

ピストル、の響きには良いものを感じた。
もしかしたら、愛用していたのはピストルの類かもしれない。
それで何人も殺した?暗殺でもしたのだろうか。
調べた感じ、ピストルの有効射程は短いものだ。

俺は、過去に何をしていたんだ……?