RECORD

Eno.127 シトルーの記録

何も知らなくて

誰かの事情を聞くことが、怖くなってた。
知れば知るほど、そのヒトが居なくなると思い出して気分が沈むから。

でも、…それでも、ビスクラヴレットが、
赤髪の彼に連れられて帰るんじゃなくて、ここに残った意味は? って

帰ると思ってた。
自分はそれに何も言えなくて、…言えなかったのに。
だから、なんでって、思ったんだ。