RECORD

Eno.134 タニムラ ミカゼの記録

業務日誌
 谷村 三風


 HAPPY NEW YEAR

 いつもながら、この日は忙しい。
 魔導クローンは誕生日が決まってない。だから、新年であるこの日で年をとるのだ。

 で、だ。当然ながらウッドカットは自分以外クローンである。
 皆がこの特別な日を待って、祝って、大騒ぎ。
 それを仕切っているこっちの身にもなって欲しい。

 仲間たちが日の出まで起きると言い出した。
 これはもう、俺寝れないな……


 冬の寒い時期。忙しない時期。
 君の部屋に足を運ぶ日も少なくなった。

 あれだけ愛してるといったのに、結果として離れだしている自分。
 自分の愛なんて、その程度だったのかってショックを受けた。情けなくて、悲しくて。

 君を忘れていくのが、怖いと思った。