RECORD
【配信切り抜き】クローンは良いですよ!【赤】

「やれやれ、やっとトマトジュースから解放されそうです」

「……どうも、初めまして!アブシディと申します」

「あ、そうです。
食堂でいつもトマトジュース飲んでる人です」

「好きで飲んでるわけじゃないですよ!
会社の方針で!イメージカラーを大事にしてましてぇ!」
〜切り取り〜

「私 、クローンって悪い技術ではないと思いますよ?
とはいえ、私自身がクローンだからかもしれませんがね」

「まずはそうですね、輸血や臓器移植。
自分自身以上のドナーはいないじゃありませんか」

「どうやら、クローン倫理がまだ確立していない国も多くあるようですが。
そんな国でも、輸血や移植の際に発生し得る拒絶反応は解決していない筈です」

「……完全かつ安全なクローン製造技術を確立した我が国でさえ、それは未だ実現しておりませんからね」

「抵抗がある方は、まずは心臓など重要な臓器だけ作ってみるのをおすすめしますよ。
目や耳もおすすめです!視覚と聴覚、やはり維持したいでしょう?」

「まあでもやっぱり?
一番良いのは、自分のクローンを一体丸ごと作っておくことですね!
万が一死んでしまっても、バックアップがいますから……記憶を引き継ぎ、日常生活を維持することが可能です」

「クローンは新たなマナーです。
バックアップも無しに外出するだなんて、とんでもない!
保険と同じですよ。自分の為に、または愛する者の為に是非作りましょう!」
〜切り取り〜

「そんなことがありまして、やっと次の私も出られる準備が整いました。
百聞は一見にしかず。次回更新はクローンを皆様にお見せ致しましょう!」

「……あ、いや私が既にクローンですけど!
同じ顔が並んでないと、クローン感出ないじゃんみたいな!?
今のは言葉の綾ですってばあ〜!」
……
…

「え〜……はい、それでは! 」

「後々話すネタが減らないように、今回はこの辺りで終わりにしようかと思います。
皆様、ご武運を!」

「さようなら〜っ」