RECORD
Eno.134 タニムラ ミカゼの記録
▽
業務日誌
谷村 三風
今日、四南からのメッセージが届いた。
働いて1年経った、仕事は大変だね、といったような旨の内容だった。
『羅夢須兄さん、今年も大学受験するんだって』
『三風兄さんのお陰で受験費と入学費はどうにかなりそうだけど』
『最近はめっきり勉強してないんだよ』
『受かる気あるのかな』
『またさっき五奈と一緒に出掛けたよ』
『下の僕たちが働いてるから、ヤケになって受験してるような気もする』
溜息を吐く。兄の人生を変えてしまったのは自分ではあるが、今では立ち直る気も無くなってしまっているのではないだろうか。
他愛ない返事を書いて送った。
俺たちの金は、そういうのに吸い取られる運命なんだって。
谷村 三風
今日、四南からのメッセージが届いた。
働いて1年経った、仕事は大変だね、といったような旨の内容だった。
『羅夢須兄さん、今年も大学受験するんだって』
『三風兄さんのお陰で受験費と入学費はどうにかなりそうだけど』
『最近はめっきり勉強してないんだよ』
『受かる気あるのかな』
『またさっき五奈と一緒に出掛けたよ』
『下の僕たちが働いてるから、ヤケになって受験してるような気もする』
溜息を吐く。兄の人生を変えてしまったのは自分ではあるが、今では立ち直る気も無くなってしまっているのではないだろうか。
他愛ない返事を書いて送った。
俺たちの金は、そういうのに吸い取られる運命なんだって。