RECORD

Eno.134 タニムラ ミカゼの記録

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雑記

 想いは伝えた。成就したかはなんとも言えない。
 俺が強引だったのもあるから、戸惑っていた。
 頷いてはくれた。今はそれで良いことにする。

 触れたいし触れてほしい。一緒に踊ってほしい。
 その果てで、特別が分かってくれたらいい。これが理想の形。

 種が違うから、そういう・・・・事をすることは無いだろう。そもそも、性別どっちなんだ?

 安堵、安堵の息をつく。
 両親の様にならなくて済む。
 家族に手を出した兄の様にならなくて済む。

 いつか自分もそうなるんじゃないかと。欲に任せて組み伏せて、金もないのに望まない物を産ませてしまうかと。
 性を恐れた。恐怖で吐いた日もあった。

 それなのに、性に逆らえない自分がいるのも事実だ。結局自分は男で、その本能加害性は消せない

 ビー玉に触れる。鈴の音が思い返される。
 君を知りたい。話し合うのが難しいから、今度は急かさずゆっくりと――


 全部を知りたい服を剥いで、全て暴きたい

 吐いた。