RECORD
Eno.3 マイリーの記録
Dear Miley(5)
――様々な場所も見ることが出来て、他の霊と会話する事だって出来ていた。
子供との会話も悪くないと思い始めると
何度か意識が薄れるという異変が起きた。
執着や未練の無い霊は消える。子供との出会いはその最期の後押しとなりそうだった。
……森の外で見せる子供の様子を見るまでは
立派な家に住んでいた子供の様子を気づかれないようにそっと伺う。
外から見た印象とは違い、家の中は荒れていた。
子供の両親は暗い表情をしていて話題はその子供について。
彼らは見えないモノについてばかり話す子供とどう接すればいいのか分からず、
否定も肯定も出来ないまま、周囲と馴染めなくなっていく子供の様子に悩んでいるようだった。
壊れてそのままの家具から両者が強くぶつかる事もあったのだろうと察する。
子供が森でオレと話した内容を楽しそうに話すが、
未だ答えが出せない二人は相槌を打つ事さえ出来ていなかった。
その様子に気が付くと、子供は残念そうに自室へと戻って行く。
そしてそれがまた二人の衝突に拍車をかける。
早くなんとかしなければならないが、どうすればいいのか分からない。
そんな不安が両者を対立させた。きっとこれが子供の日常なのだろう。
そう思うとオレもこのまま子供と森での話を続けていていいものなのかと考えさせられる。
誰かが悪い訳では無い。見えているモノが違うだけで……
子供との会話も悪くないと思い始めると
何度か意識が薄れるという異変が起きた。
執着や未練の無い霊は消える。子供との出会いはその最期の後押しとなりそうだった。
……森の外で見せる子供の様子を見るまでは
立派な家に住んでいた子供の様子を気づかれないようにそっと伺う。
外から見た印象とは違い、家の中は荒れていた。
子供の両親は暗い表情をしていて話題はその子供について。
彼らは見えないモノについてばかり話す子供とどう接すればいいのか分からず、
否定も肯定も出来ないまま、周囲と馴染めなくなっていく子供の様子に悩んでいるようだった。
壊れてそのままの家具から両者が強くぶつかる事もあったのだろうと察する。
子供が森でオレと話した内容を楽しそうに話すが、
未だ答えが出せない二人は相槌を打つ事さえ出来ていなかった。
その様子に気が付くと、子供は残念そうに自室へと戻って行く。
そしてそれがまた二人の衝突に拍車をかける。
早くなんとかしなければならないが、どうすればいいのか分からない。
そんな不安が両者を対立させた。きっとこれが子供の日常なのだろう。
そう思うとオレもこのまま子供と森での話を続けていていいものなのかと考えさせられる。
誰かが悪い訳では無い。見えているモノが違うだけで……