RECORD

Eno.3 マイリーの記録

ちいさなレディ

からん、ころん。
空になったラムネ瓶を何度か振って鳴らして遊ぶ。

涼し気な音色の楽器。
楽しい器。言い得て妙だ。

寮の自室のテーブルに数本並べたラムネ瓶。
どれも鳴る音は同じ筈だけど、なんとなく取っておいてある。

「流石にこれ以上増やすと置き場に困るかな…」



きっかけはラムネ瓶をあけてあげた女の子。
時折見かける程度だが、どうやら楽しく遊ぶことが好きらしい。
戦いもまあ、楽しいものだろうか。

あの子にとっての楽しいがたくさん見つかると良い。

からん。

またひとつ瓶を鳴らした。