RECORD
Eno.228 売り子ちゃんの記録
服飾デザイン課、幹部の予約04
カタカタとキーボードを打つ音が鳴り響く。
ここは通称タナプロの服飾デザイン課、幹部がいる部屋。
ごく普通のスーツを着た女性が事務処理をしている。元冬服担当のモデルであり、現幹部、売り子ちゃんの上司である。
クーラーがガンガンに効いた場で、アイスバーを口に突っ込みながら仕事をしている。周囲、室内にはその幹部以外存在しないため、自由。
汗1つかかない、かけない程に冷え切った部屋で、呟きながらアイスを楽しむ。
春色と夏色と秋色と冬色は混ざる。舌の上では何の味かわからない。
口に突っ込んでいたアイスは全て胃の中に。
ふむ、と悩みながらその打診への返信を考える。
ここは通称タナプロの服飾デザイン課、幹部がいる部屋。
ごく普通のスーツを着た女性が事務処理をしている。元冬服担当のモデルであり、現幹部、売り子ちゃんの上司である。

「……」

「……あっつ……っ……、なちゅはこはえるわねぇ……」

「なちゅいがい……はるとあひにもきゃいぎのれんひゃくしないと」
春色と夏色と秋色と冬色は混ざる。舌の上では何の味かわからない。
口に突っ込んでいたアイスは全て胃の中に。

「モからはグッズの打診が来てるわね……1種類だけでは採算がとれるかしら?」