RECORD
Eno.255 Siana Lanusの記録


ある魔物の言葉 12

「魔物、とひと言で言っても色んなモノが居るんですケドネェ!
ワタシみたいな私欲に忠実なモノがほとんどデスガ、
多くは強きモノに従い、故に魔王へと従いマス。
あまり魔物が神を信仰してるなんて話は聴いたことありまセンネェ、
神はワタシたちの目の前で力を見せるコトが無いからかも知れマセン!」

「魔王サマがどうして人間を侵攻するのか、
実のところワタシたちも知りマセン!
ワタシが主を持たない野良であるとしたって、
その理由を聞かなすぎるのデス。
我らが魔王サマには、我々木っ端には理解できない
何かしらの理由をお持ちなのかも知れマセンケド……」

「キヒヒヒ!ワタシとしては人間には滅んで欲しく無いので、
命令されないぐらいが好ましいデスヨ!
だァって人間たちがいてくれないと、
人間の紡ぐ物語が見れないじゃないデスカ!」