RECORD

Eno.13 『宣告者』の記録

此処に在るということ


――――――――――――――― 山折り ―――――――――――――――


「クロガっクロガっ 聞いて欲しいのだぞ。
 この身は遂に真名を伝えられる盟友を得られたのだぞ。それも二人もだぞっ」



〔ぶるる…。ふすふす。〕



「うむ。分かっているのだぞ。でもあの二人ならば大丈夫なのだ。それに、二人は特別なのだぞ。
 名を与えられて何も返さぬでは妖精としても騎士としても恥であるからな。」



〔ぶもぶも。〕



「そうなのだぞっ これからも多くの者と友となり名を覚えて貰いたいと思っているのだぞ。
 その為には一層頑張らねばな。クロガっ」



〔ふすふす。〕



――――――――――――――― 谷折り ―――――――――――――――